大國魂神社に命名してもらった
子供ができた親が頭を悩ますひとつに"子供の名前どうしよう?"があると思う。
命名については、それぞれの家庭でいろいろな考えがあると思うけど、我が家は "神様に授けてもらった名前なのだから、姓名判断の良し悪しなんて関係ないでしょ" というとこで神社に命名してもらう事になった。
さて今回も「トツキトオカ」の日記からの抜粋に、少し補足を加えてのお届けです。
《大國魂神社の参道》
妻のいる病院へ行こうと思ったけど、まだ時間は充分あるし、先に別の大事な用事を済ませようと、進路は大國魂神社へと車を走らせた。
大國魂神社に到着し、拝殿へ向かい無事出産したお礼と報告、そして御神木へも挨拶をすませ、大國魂神社での目的を果たすため社務所へ向かう。
その、目的とは神社で命名してもらこと。
子供の名前は神社でつけてもらいたいとの妻の願いもあり、大國魂神社で命名してもらおうと決めていた。
社務所で用紙へ、子供の誕生日、両親の名前・生年月日、名前のイメージや願いを記入し、神職から名前に対してのヒヤリングがあり、初穂料1万円を納めて終了
この日は、子供が産まれた次の日、会社を休んで妻の入院手続きや、出産した病院から搬送先の病院へ入院の荷物を運搬したりと、何気に忙しい日だった。
当時の日記にも書いてある通り、大國魂神社では、社務所で命名を受け付けてくれて、命名用の用紙を渡される。
その用紙に、子供の誕生日、両親の名前・生年月日、名前のイメージ(響、色など)や願い、想い、希望なんかをを記入する。
記入が終わったら神職から記入した内容に基づいたヒヤリングがあり、うまく文で表現できなかった想いを伝えてその日は終了。
名前は神社に行ったタイミングもあると思うけど、翌日以降に受け取れる。
ただ、命名は子どもが産まれてからでないと受け付けてくれないので、そこは注意が必要。
ちなみに、大國魂神社は僕たち夫婦が結婚式をあげたとても思い入れのある神社だ。
神社からは名前の候補を3つ挙げてくれる。そのうちのひとつは「文音」だ 笑
命名の用紙に「ひとつはこの名前にしたい」という希望を伝えると、希望の名前以外の2つ名前を挙げてくれるのです。
《3つの名前の書かれた紙と、それぞれの名前の由来の紙をもらえる》
不思議なもので産まれる前までは、自分の中では絶対に"文音"だと決めていたのに、実際に産まれた我が子を見た後では"文音"は違うなと感じてしまった。
ICUから病棟を移った妻とは電話で話せるようになったので、その日の夜2人で話し合い、娘の名前が決まった。
ちなみに、子どもが妻のお腹の中で性別も分からなかった頃は、勝手に男の子と決めつけて、特に意味はないが「よしつぐ」と名付け、夫婦でお腹の赤ちゃんに向かって喋りかけていた。
性別が判明して女の子とわかると、僕は「文音(あやね)」へと改名した。この名前は僕が敬愛する某アーチストの娘さんの名前だ。妻はこの名前にはあまり乗り気ではなかったが、最後の最後まで候補として残る事になる。